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資金(ローン)

勤続年数が短くても住宅ローンは借りられる?



こんにちは!

ダイバホームです。

今回は住宅ローンに関してよくいただく質問についてのお話しです。

家を建てるとき、ほとんどの方が住宅ローンを組まれます。

その住宅ローンについてお客様からよく
「転職して勤続年数が短いけど融資審査は通りますか?」
とご質問いただくことがあります。

  
 
確かに勤続年数は融資審査に関わる項目ですが、実際どのくらいの期間を勤続していればいいのかについてはよくわからないですよね。

家を建てたいけど、転職してからまだ間もない、もしくはこれから転職を考えている方はぜひご一読くださいませ。



勤続年数はどのくらい?住宅ローンは短くても審査に通る?

実際、現在の会社に勤めはじめてからどれくらいの期間があれば融資審査に通りやすいかといいますと、

少し前までは3年以上は必要とされていましたが、最近では勤続年数2年以上が望ましいとされています。


そうすると「転職後半年だから無理か・・・」という方や、「1年しか経ってないから厳しいよね」という方もいらっしゃると思いますが

一概にそうとも言えず、勤続年数2年未満、もしくは1年未満でも、融資事前審査が全く通らないということは無いんです。



住宅ローンの審査基準、勤続年数以外のポイント


融資審査において年収と勤続年数は重要な審査項目です。

勤続年数が1年に満たないんじゃ「年収」はわからないのでは?と思われるでしょうけど、それがそうでもありません。

勤務開始から今までの給与明細を提出することで、年収はこれくらいになると推計して審査してくれる可能性もあります。


他にはクレジットカード利用履歴などの信用情報。延滞しかことはないかなども審査の判断基準になります。

その他、完済時の年齢や健康状態などの要素を総合的に判断して、融資を受けられるかどうかが決まります。





勤続年数が短くても審査が通りやすい住宅ローンがある?


勤続年数が短かったり、年収がまだ少ないという方でも融資を受けられる可能性があるものの一つに住宅金融支援機構の「フラット35」という住宅ローンがあります。

「フラット35」は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資を行うもので、母体となっている住宅金融支援機構は、国土交通省と財務省が所管していた住宅金融公庫の業務を引き継いだ独立行政法人で公のお金に近いので多くの人が借りられる可能性が高いんです。


勤続年数に関しても転職して6カ月だとして、その6カ月分の給与明細を提出すれば、先ほど言った年収計算ができます。


フラット35の金利は、他の銀行ローンと比べると少し高いですが、比較的審査条件が緩やかなこと、金利が一定で将来の資金設計がしやすいなど、安定度の高さを求める方にはオススメです。



 

転職後すぐや異業種転職だと融資審査は厳しい?


転職をお考えのお客様から「転職した場合、いつ融資の審査はだせますか?」とご質問いただくことがあります。

もちろん融資審査そのものはいつでも出せますが、ご計画の住まいの建築に必要な額の融資が受けられるかどうかはわかりません。

勤続年数が審査項目の一つである以上、転職後の継続勤務実績を作った方が融資審査が有利になることも事実。

また、異業種に転職する場合についてはケースバイケースでステップアップであるなら問題ない場合もありますが、審査で不利になることが無いと言い切ることもできません。

 


家を建てるために転職を我慢するべきか・・・


家は建てたいが、融資審査のことを考えると家を建てられる条件が整うのは2~3年後になってしまうかもしれないからと「転職は先延ばしにしようかな」という方もいらっしゃると思います。

こればかりは、ご家族の状況から判断していただく以外にないと思います。家を建てたい理由が、ご高齢のご両親のためにバリアフリーで住みやすい家がほしいということであれば、先延ばしにしても意味がありませんし、

先延ばしにしたことで希望する転職ができなくなることもあるかもしれません。

転職も、家を建てることも人生において大きなイベントですからタイミングは慎重に考えていただきたいです。


ちなみにですが、融資を受けて家を新築した後のローン返済中の転職については、返済が滞らない限り金融機関はまったく気にしませんので、ローンを組んでから、延滞が無いように計画を立てて転職することができれば一番心配がありません。

 


【コラムまとめ】

家を建てたいと思うタイミングとその時に融資を受けられる条件がそろっていることは実はとても貴重なことです。

家は人生でも最も高い買い物ですから、いつでも誰でも気軽に買えるものではありません。

でも、先ほど説明したとおりほんの数年前と比較しても転職後の勤続年数に関する審査基準も徐々に緩んできていますし、「フラット35」のような間口の広い住宅ローンもあります。

現代は、家がほしいと思っている方にとって優しい時代になりつつあるとも言えるかもしれません。

「転職したばかりだから家は建てられないかも・・・」とすぐに諦めることはありません。

迷ったら私たちにご相談ください!

まずは融資事前審査を受けてみて一緒に考えましょう!