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【住まいの資金】住宅ローン審査とは?審査基準や審査に通るポイント

住宅ローン審査とは?

マイホームを購入する際、多くの方が住宅ローンを利用します。しかし、住宅ローンを借りるためには、金融機関の審査に通過する必要があります。住宅ローン審査とは、申込者が適切に返済できるかどうかを金融機関が判断するプロセスです。

審査に通過しないと住宅ローンを組むことはできないため、事前に審査基準や通過のポイントを押さえておくことが重要です。本記事では、住宅ローン審査の流れ、基準、そして審査に通るためのポイントを詳しく解説します。

住宅ローン審査の流れ

住宅ローンの審査は大きく分けて「事前審査」と「本審査」の2つのステップで行われます。

1. 事前審査(仮審査)

住宅ローンの事前審査では、申込者の収入や勤務状況、借入履歴などを元に、金融機関が融資可能かどうかを簡易的に判断します。事前審査の結果次第では、希望する融資額が減額されることもあります。

事前審査でチェックされるポイント

  • 年収

  • 勤務先の規模や勤続年数

  • 現在の借入状況(カードローン・自動車ローンなど)

  • 過去の返済履歴(信用情報)

2. 本審査

事前審査に通過すると、本審査へと進みます。本審査では、より詳細な書類提出が求められ、金融機関がさらに慎重に審査を行います。

本審査でチェックされるポイント

  • 事前審査の内容と相違がないか

  • 物件の担保評価

  • 健康状態(団体信用生命保険の加入可否)

本審査に通過すれば、住宅ローン契約を締結し、実際の融資が実行されます。

住宅ローン審査の基準

住宅ローン審査において、金融機関が特に重視する基準を以下にまとめました。

1. 年収と返済負担率

金融機関は申込者の年収と返済負担率を基準に融資可能額を決定します。

返済負担率とは? 年間の住宅ローン返済額が年収の何%を占めるかを示す指標です。一般的に、金融機関は返済負担率を25〜35%以内に抑えることを求めます。

2. 勤務先と勤続年数

安定した収入があるかどうかも審査の重要なポイントです。公務員や上場企業勤務者は審査が有利になりやすく、転職直後や勤続年数が短い場合は不利になることがあります。

一般的な基準

  • 勤続年数2年以上が望ましい

  • 正社員であることが有利

3. 信用情報(過去の借入・返済履歴)

信用情報機関(CICやJICC)に登録されている借入履歴も審査の対象です。過去にクレジットカードやローンの滞納があると審査に通りにくくなります。

4. 現在の借入状況

住宅ローン以外に、車のローンやカードローンの借入が多い場合、審査に悪影響を及ぼします。

住宅ローン審査に通るポイント

住宅ローン審査を通過するために、以下のポイントを意識しましょう。

1. 収入を安定させる

安定した収入があることが審査通過の大前提です。転職を考えている場合は、住宅ローンを組む前にある程度の勤続年数を確保しておくと良いでしょう。

2. 他の借入を減らす

クレジットカードのリボ払いやカードローンの残高がある場合は、住宅ローン審査前に完済するのが理想です。

3. 借入金額を抑える

自己資金を増やすことで、借入額を抑えることができ、審査が通りやすくなります。

直系親族からの住宅資金贈与の特例や相続時精算課税制度を活用する方法もあります。

ダイバホームのQuareaは長期優良住宅ですので、住宅資金贈与の特例では1,000万円の枠を使うことができます。

※住宅資金贈与の特例制度は2025年2月現在のもの

4. 信用情報を改善する

過去に延滞履歴がある場合、一定期間(5年程度)経過しないと信用情報は回復しません。クレジットカードの支払いを遅れずに行うことで、信用情報を良好に保つことが重要です。

まとめ

住宅ローン審査は、住宅購入において避けて通れない重要なステップです。審査の流れや基準を理解し、事前に対策を講じることで、スムーズに審査を通過しやすくなります。

特に、収入の安定性、信用情報、頭金の準備、他の借入状況をしっかり管理することが大切です。静岡市木造住宅注文住宅を検討している方も、適切な住宅ローンを選び、理想のマイホームを手に入れましょう!