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土地を買うときの費用はどのくらいかかる?



こんにちは!
ダイバホームです。


土地購入から家創りをスタートさせようとお考えの方からよく質問いただくのが、「土地購入には土地代以外にいくらかかるの?」ということです。

土地購入費用の大半は「土地代」ですが、実際には土地代だけではなく仲介手数料などのさまざまな諸費用が必要です。

今回は、気になる土地購入時の費用についてご紹介します。



土地の価格はどのくらい?

最初は「土地代」についてです。

一般的には、土地の面積や立地エリアの相場などによって売り主が価格を決めます。

実際の市場での取引された価格を「実勢価格」といいますが実勢価格以外にも土地の価格を示す指標があります。

公示価格・・・国や都道府県が定めた基準地価格
固定資産税評価額・・・固定資産税の算出に用いられる評価額
相続税路線価格・・・相続税の算出に用いられる評価額

このように一つの土地に実際の価格(実勢価格)以外にも、別の価格が付けられているので、土地の価格を「一物三価」や「一物四価」などといわれます。

「実勢価格」は個別の取引で決まるもので、同じようなエリアと面積の土地でも同じ金額になるとは限りません。

土地の方角、接道の広さ、水道などの設備によっても価格は変動します。

土地相場を把握したい場合は、国土交通省が提供している「土地総合情報システム」や不動産ポータルサイトで「坪単価」を調べてみましょう。

おおよその土地相場を知っておけば、土地ごとの割安感・割高感を推測しやすくなります。




諸費用はどのくらい?


土地購入時にかかる諸費用の内訳を、簡単にまとめてみました。

登記費用
土地の所有権を変更するための登記費用が必要です。登記費用は、登録免許税の金額と、手続きを依頼する司法書士に払う代行料金からなります。

税金(不動産取得税など)
土地を購入する際には、不動産取得税がかかります。
ちなみに土地代には消費税はかかりません。

仲介手数料
不動産仲介会社が売主と購入者となるお客様を仲介している土地を購入する場合は、「仲介手数料」の支払いも必要です。
ただし、不動産会社が直接の売主となっている場合など、仲介をともなわずに土地を購入する場合は、仲介手数料は発生しません。
仲介手数料の簡易的な計算方法をご紹介します。

【土地代(売買価格)が400万円以上、消費税が課税される業者の場合】
(土地代×3%+6万円)+消費税=仲介手数料
例えば、1,200万円の土地を購入した場合の仲介手数料を計算すると、1,200万円×3%+6万円+消費税8%=45万3,600円です。


ローン手数料など
住宅ローンを組んで土地を購入する場合は、ローン自体の手数料の他、抵当権を設定する際の登記費用、ローン契約にともなう印紙税も必要です。


設備・造成費用がかかる場合もある
土地を購入し宅地として整備する際、整地、土留・擁壁、地盤補強などの工事が必要になる場合があります。
また、土地が更地ではなく古い建物が建っている場合には、その解体費用がプラスされます。




まとめ

土地購入に掛かる費用をまとめました。土地代だけでなく、仲介手数料や税金、設備・造成など様々な費用が必要になることをご理解いただけたと思います。
不動産会社のチラシの情報だけでは、すべての費用がわかりませんので、住宅会社の担当者と一緒に土地をみて詳しい費用を把握しながら土地きめをすることをおススメします。