Column
コラム
-
【住まいの資金】家を建てた後も続く「維持費」とは?見落としがちなコスト
—新築マイホームの夢、その先にある現実的な出費とは—「家は建てて終わりではなく、住み続けるために“育てていく”もの」これは、私たち住宅会社が多くのオーナー様と関わる中で実感してきた言葉です。住宅購入は人生最大の買い物とも言われますが、実は家を建てた後にも「見えにくいコスト」=維持費がかかり続けることをご存知でしょうか?今回は、「修繕費」「光熱費」「固定資産税」「火災保険料」など、つい見落としがちなコストを一つずつ丁寧にご紹介。将来を見越した「コストの賢い選択」もアドバイスします!目次家を建てた後にかかる主な維持費とは?税金編:固定資産税・都市計画税とは?保険編:火災保険料・地震保険料の実情光熱費編:電気代の高騰と太陽光発電のすすめ修繕費編:見えにくいが確実にやってくる出費外壁塗装・防犯・バリアフリー化費用の未来予測節税対策にも注目!住宅ローン減税の活用方法まとめ:コストの見える化で安心の家づくりを1. 家を建てた後にかかる主な維持費とは?マイホームを手に入れた瞬間は、人生の達成感に包まれる特別な時。しかし、その後にやってくる「家の維持費」については、見積もりの段階であまり深く考えられていない方が多くいらっしゃいます。主な維持費には、以下のようなものがあります。税金(固定資産税・都市計画税)保険料(火災保険料・地震保険料)光熱費(電気・ガス・水道など)修繕費(屋根・外壁・配管など)住宅設備更新費(給湯器・キッチン・トイレ等)防犯・耐震・バリアフリー化などの追加改修費これらを将来的なコストとしてあらかじめ見積もっておくことが、安心した暮らしに繋がる第一歩です。 2. 税金編:固定資産税・都市計画税とは?■ 固定資産税とは?家や土地を持っている人に課せられる地方税で、毎年支払う必要があります。金額は「固定資産税評価額」に基づいて決定されます。たとえば、評価額が1,000万円の住宅にかかる固定資産税(1.4%)は年額14万円。決して小さな金額ではありません。■ 都市計画税とは?一部地域では「都市計画税」も加算され、最大で0.3%程度が上乗せされます。これら税金は築年数や立地、広さにより変動するため、長期的にどのくらいの税額になるか確認しておきましょう。 3. 保険編:火災保険料・地震保険料の実情自然災害が多い日本では、保険の重要性が年々高まっています。■ 火災保険料火災だけでなく、台風や水害にも対応できるプランが一般的です。新築時に10年~35年分の一括払いをするケースが多いですが、金額は10万円~30万円と大きな出費。■ 地震保険料火災保険とセット加入が多く、保険料は建物構造や地域により異なります。例えば、木造住宅は耐震性能が低いと見なされ、保険料が高くなる傾向があります。 4. 光熱費編:電気代の高騰と太陽光発電のすすめ■ 高騰する電気代の現状電力料金の値上がりが続いている今、家計を直撃しているのが光熱費。夏・冬の冷暖房費だけでも月数万円に達する家庭も。■ 新築時に「太陽光発電」の導入を検討しよう自家発電で電力をまかない、余剰電力は売電できる仕組みは、家計だけでなく地球にもやさしい選択。光熱費の節約=「住宅の長期的な価値」を守る手段でもあります。 5. 修繕費編:見えにくいが確実にやってくる出費築10年を過ぎたあたりから増えてくるのが、修繕費。屋根の葺き替え外壁の塗り直し水回りのトラブルこれらは突発的に発生し、数十万円〜100万円以上の出費になることも。■ 修繕積立を「新築時から」始めよう月1万円でも積み立てておくことで、急な出費にも安心です。将来の修繕に備えることは、賢い家づくりの第一歩です。 6. 外壁塗装・防犯・バリアフリー化費用の未来予測■ 外壁塗装費用10~15年ごとに再塗装が必要。塗料の種類により価格は異なりますが、目安は80〜150万円。■ 防犯対策費用最近ではセンサーライト、防犯カメラ、スマートロックなどのニーズが高まりつつあります。防犯対策費用は約5〜30万円程度が目安。■ バリアフリー改修費用将来の介護や高齢化を見据えて、段差の解消や手すりの設置などは早期に導入がおすすめです。将来必ず必要なものですから新築時に手摺りの設置や設置できるようにするための下地の準備を検討することをお勧めします。 7. 節税対策にも注目!住宅ローン減税の活用方法マイホーム購入の際に受けられる節税措置が「住宅ローン減税」。控除額は所得税・住民税から一定期間、毎年戻ってくる仕組みです。年間最大控除額:35万円(条件により異なりますのでご注意ください)控除期間:最大13年間(認定長期優良住宅等の場合)現行制度を活用して、賢く資金計画を立てましょう。 8. まとめ:コストの見える化で安心の家づくりを✅ 見落としがちな維持費まとめ項目おおよその費用(年間/回)固定資産税・都市計画税10万〜20万円/年火災保険料・地震保険料5万〜15万円/年光熱費15万〜30万円/年修繕費20万〜100万円/10〜15年ごと外壁塗装費用80万〜150万円/10〜15年ごと防犯対策費用5万〜30万円/導入時バリアフリー改修費30万〜100万円/必要時? 最後に:「住んだ後」を想像して家を建てよう「家は建てたら終わり」ではなく、「未来の自分と家族のために、ずっと育てていくもの」です。新築時にこそ考えるべき維持費のこと。賢く備えて、長く愛せるマイホームライフを一緒に叶えましょう! ダイバホームでは、ライフプランを見越した安心の家創りを実現していただくための家創りイベントを随時開催しています。最新の家づくりイベントはこちらから!
-
【住まいの資金】固定資産税の仕組みと支払いタイミング
これだけは知っておきたい!住まいを建てたら知っておきたい「固定資産税」のこと家を建てる、買う——それは人生の中でも特別なイベント。特に「注文住宅」を建てた場合は、自分のこだわりがたくさん詰まった夢のマイホームですよね。でもそのマイホームには、買ったあとにも“お金がかかること”を忘れてはいけません。その中でも代表的なのが「固定資産税」です。このコラムでは、「固定資産税の仕組み」や「いつ払うのか」「どれくらいの金額になるのか」など、基礎からわかりやすく解説します。固定資産税ってなに?固定資産税とは、土地や建物などの“固定資産”を所有している人に対して、毎年課税される「地方税」です。これは国に納める税金ではなく、あくまで市区町村に納める税金になります。つまり、静岡市内に家を所有した場合、その家のある“静岡市”に固定資産税を支払うということになります。 対象となる資産は?固定資産税の対象になるのは主に以下の3つです。土地(土地付き一戸建てなど)家屋(木造住宅、鉄骨住宅など建物)償却資産(商業用設備など)※これは個人住宅にはあまり関係ありませんこのコラムでは、特に一般的な住まいを建てた場合の土地・建物の固定資産税についてご紹介します。どうやって税額が決まるの?固定資産税の金額は、以下のような計算式で決まります。税額 = 課税標準額 × 税率(1.4%が基本)課税標準額とは?これは、「固定資産評価額」と呼ばれるものを元に算出されます。評価額は、土地や家屋の価値を自治体が評価して決定する金額です。評価額は3年に1回見直されることになっており、時には地価の変動によって税額が上下することもあります。新築住宅の軽減措置注文住宅などを新築した場合、一定の要件を満たすと「新築住宅軽減措置」が適用されます。木造住宅などの一般的な戸建てで120㎡以下の部分について、建物の固定資産税が3年間は1/2に減額となります(3階建て以上の耐火構造の場合は5年間)。これは大きなメリットなので、住宅購入のタイミングでしっかり押さえておきましょう。支払いのタイミングと方法は?静岡市の場合、固定資産税は年に1回、4月頃に納税通知書が届きます。その納付書に従って、以下のいずれかの方法で支払いを行います。一括払い(年額をまとめて支払う)分割払い(通常、年4回に分けて支払う)支払い方法には、銀行窓口コンビニ払いクレジットカード支払い(静岡市ではオンライン納付可能)口座振替 など、便利な方法が用意されています。どれくらいの金額になるの?気になるのが「一体どれくらい支払うの?」ということですよね。例として下記の評価額の住まい(新築直後の住まい)で計算してみます。建物の評価額:1,200万円土地の評価額:1,000万円課税標準額(評価額がそのままの場合)建物:1,200万円 → 軽減後600万円土地:1,000万円税額:建物:600万円 × 1.4% = 84,000円土地:1,000万円 × 1.4% = 140,000円→ 合計:約224,000円/年※実際には土地の評価額には特例措置(住宅用地の軽減)が適用されるため、さらに安くなります。静岡市の住宅用地特例とは?静岡市では、住宅が建っている土地に対して「住宅用地の課税標準の特例」が適用されます。小規模住宅用地(200㎡以下):評価額の1/6が課税標準一般住宅用地(200㎡超):1/3が課税標準これにより、実際に支払う税金はかなり抑えられる仕組みになっています。納税通知書が届いたらどうする?納税通知書には、課税明細書納付書軽減措置の内容(対象なら) などが同封されています。まずは明細をよく確認し、「建物の面積」「評価額」「軽減措置の適用」が正しく記載されているかを確認しましょう。間違いがあった場合や疑問点がある場合は、静岡市役所 固定資産税課に問い合わせることで対応してもらえます。よくある質問(Q&A)Q. 注文住宅を建てたばかりなのに、税金が高くて驚きました。なぜ?→ 新築してから1月1日時点で建物が完成している場合、その年の課税対象になります。工期のタイミングで1年分課税されることもあります。Q. 支払いを忘れるとどうなる?→ 支払期限を過ぎると延滞金が発生しますのでご注意ください。長期滞納は財産差押えの可能性もあります。 最後に:固定資産税も含めて“住んだあとのお金”を見据えた家づくりを住宅購入は「建てて終わり」ではなく「住んでからが本番」です。とくに注文住宅や木造住宅など、こだわりの家を持つからこそ、長く安心して住み続けるためには固定資産税などの維持費も計画に入れることがとても大切です。 ご不明な点があれば、私たちダイバホームのスタッフにお気軽にご相談ください。
-
【住まいの資金】住宅取得のためのライフプラン見直しのポイント
人生の大きな転機として迎える「マイホーム計画」。マイホームは単なる建物ではなく、家族との時間を紡ぐ大切な場所です。しかし、住宅の建築・購入は、大きな買い物であり、今後の人生のあらゆる選択に影響を与えるライフイベントでもあります。今回は、住宅購入を検討する際に見直しておきたい「ライフプラン」のポイントを詳しく解説します。特に注目したいのは、保険・教育資金・ランニングコストなどの支出面、そして注文住宅や木造住宅などの住宅選びに関わる視点。これらを丁寧に整理し、無理のない住宅取得をサポートします。 1. 住まい計画とライフプランの関係ライフプランと合わせた住まい計画を立てることが大切住宅購入は一時の出費ではなく、長期的な返済と支出を伴うため、将来のライフイベントと密接に関わります。結婚、出産、子育て、教育費、老後資金……こうしたライフイベントとお金の動きをシミュレーションすることが「安心できる住宅購入」の第一歩です。 2. 保険の見直し:人生設計と住まいの安心を両立させる団体信用生命保険の保証内容をベースに保険の見直しを考える多くの方が住宅ローンを利用する際に加入するのが「団体信用生命保険(団信)」。この保険は、ローン返済中に万が一のことがあった場合、残りのローンをカバーしてくれるものです。これにより、生命保険の一部見直しが可能になることもあります。 医療保険やがん保険も見直しを家族が増えたり、将来的な教育費の負担が予想される場合は、医療保険やがん保険の保障内容も再検討しておきましょう。必要以上の保障は保険料の無駄になり、逆に保障が足りなければ不測の事態に対応できません。住宅取得と併せて、保険の見直しは絶好のタイミングです。 老後の資金も早いうちに見据えておきましょうご自身の老後の備えについても早い段階で検討しておくことが重要です。老後にどのくらいの資金が必要かを検討し、養老保険などの貯蓄型の保険の費用を計画しておくことも大切です。 3. 教育資金の見直し:未来の選択肢を広げるために教育資金は早期準備がカギ子どもの進学先によっては、大学までにかかる教育資金は数百万円~1,000万円以上になることもあります。住宅ローンと教育費のピークが重なる前に、積立や学資保険などを活用して準備をしておきましょう。 教育資金と住宅資金を合わせてライフプランを考える両者を天秤にかける必要はありませんが、資金計画が曖昧だとどちらにも影響が出ます。家づくりにかかる費用も先々を見越して「本当に必要なもの」に絞り込み、過剰な投資は控えることも重要です。 4. ランニングコストの見直し:家を建ててからの支出に注目建てた後の費用も視野に入れる新築注文住宅を建てる際、どうしても初期費用に目が行きがちですが、実は重要なのは“建てた後”の費用です。木造住宅は、メンテナンス費用や断熱性能の高さによる光熱費の削減など、長期的に見てランニングコストを抑えられる傾向にあります。光熱費・修繕費・固定資産税など光熱費は住宅の断熱性能に大きく左右されます。また、注文住宅では素材選びによって将来的な修繕費が変わってきます。さらに、建物の構造や広さに応じて固定資産税も変動するため、設計段階での配慮がコスト軽減につながります。 5. その他の資金の見直し:見落としがちな支出をチェック通信費・車両費・レジャー費も再確認住宅取得前に、毎月の固定支出を改めてチェックしましょう。通信費の見直し、車のローンや維持費、レジャー費などは「ちりも積もれば」で大きな額になります。こうした費用の見直しが、住宅資金の余裕につながります。予備費・貯蓄の確保マイホーム購入は予想外の出費がつきもの。引越し費用や家具・家電の新調、近隣とのお付き合いなどの費用が発生することも。これらに備えた予備費、そして将来への貯蓄も必ず確保しておくことが大切です。 6. 無理のない住宅ローン計画を返済比率は「年収の25〜30%」が目安住宅ローンの返済額は、手取り年収の25%前後が安心とされています。これを大幅に超える返済計画は、将来的な家計圧迫のリスクに。固定金利 vs 変動金利金利タイプも住宅ローン計画においては重要な判断ポイントです。将来の金利変動に対応できるか、自分の収入の安定性などを踏まえた選択をしましょう。 まとめ:夢のマイホームはライフプランとともに住宅購入は人生の中で最も大きな投資のひとつですが、それは単に「お金の問題」だけではなく、「家族の暮らし方」「人生の価値観」に深く関わる選択です。注文住宅なら、自由な設計でライフスタイルにぴったり合う住まいが手に入り、木造住宅なら自然素材の快適さや経済性が魅力。これらの選択もまた、ライフプランの見直しとリンクしています。マイホームを手に入れるために、今一度、保険・教育資金・日々の支出・将来の備えを見直してみませんか?「家を建てること」は、「未来をつくること」。 安心とゆとりのある暮らしのために、賢い一歩を踏み出しましょう。
-
【住まいの資金】住宅ローン審査とは?審査基準や審査に通るポイント
住宅ローン審査とは?マイホームを購入する際、多くの方が住宅ローンを利用します。しかし、住宅ローンを借りるためには、金融機関の審査に通過する必要があります。住宅ローン審査とは、申込者が適切に返済できるかどうかを金融機関が判断するプロセスです。審査に通過しないと住宅ローンを組むことはできないため、事前に審査基準や通過のポイントを押さえておくことが重要です。本記事では、住宅ローン審査の流れ、基準、そして審査に通るためのポイントを詳しく解説します。住宅ローン審査の流れ住宅ローンの審査は大きく分けて「事前審査」と「本審査」の2つのステップで行われます。1. 事前審査(仮審査)住宅ローンの事前審査では、申込者の収入や勤務状況、借入履歴などを元に、金融機関が融資可能かどうかを簡易的に判断します。事前審査の結果次第では、希望する融資額が減額されることもあります。事前審査でチェックされるポイント年収勤務先の規模や勤続年数現在の借入状況(カードローン・自動車ローンなど)過去の返済履歴(信用情報)2. 本審査事前審査に通過すると、本審査へと進みます。本審査では、より詳細な書類提出が求められ、金融機関がさらに慎重に審査を行います。本審査でチェックされるポイント事前審査の内容と相違がないか物件の担保評価健康状態(団体信用生命保険の加入可否)本審査に通過すれば、住宅ローン契約を締結し、実際の融資が実行されます。住宅ローン審査の基準住宅ローン審査において、金融機関が特に重視する基準を以下にまとめました。1. 年収と返済負担率金融機関は申込者の年収と返済負担率を基準に融資可能額を決定します。返済負担率とは? 年間の住宅ローン返済額が年収の何%を占めるかを示す指標です。一般的に、金融機関は返済負担率を25〜35%以内に抑えることを求めます。2. 勤務先と勤続年数安定した収入があるかどうかも審査の重要なポイントです。公務員や上場企業勤務者は審査が有利になりやすく、転職直後や勤続年数が短い場合は不利になることがあります。一般的な基準勤続年数2年以上が望ましい正社員であることが有利3. 信用情報(過去の借入・返済履歴)信用情報機関(CICやJICC)に登録されている借入履歴も審査の対象です。過去にクレジットカードやローンの滞納があると審査に通りにくくなります。4. 現在の借入状況住宅ローン以外に、車のローンやカードローンの借入が多い場合、審査に悪影響を及ぼします。住宅ローン審査に通るポイント住宅ローン審査を通過するために、以下のポイントを意識しましょう。1. 収入を安定させる安定した収入があることが審査通過の大前提です。転職を考えている場合は、住宅ローンを組む前にある程度の勤続年数を確保しておくと良いでしょう。2. 他の借入を減らすクレジットカードのリボ払いやカードローンの残高がある場合は、住宅ローン審査前に完済するのが理想です。3. 借入金額を抑える自己資金を増やすことで、借入額を抑えることができ、審査が通りやすくなります。直系親族からの住宅資金贈与の特例や相続時精算課税制度を活用する方法もあります。ダイバホームのQuareaは長期優良住宅ですので、住宅資金贈与の特例では1,000万円の枠を使うことができます。※住宅資金贈与の特例制度は2025年2月現在のもの4. 信用情報を改善する過去に延滞履歴がある場合、一定期間(5年程度)経過しないと信用情報は回復しません。クレジットカードの支払いを遅れずに行うことで、信用情報を良好に保つことが重要です。まとめ住宅ローン審査は、住宅購入において避けて通れない重要なステップです。審査の流れや基準を理解し、事前に対策を講じることで、スムーズに審査を通過しやすくなります。特に、収入の安定性、信用情報、頭金の準備、他の借入状況をしっかり管理することが大切です。静岡市で木造住宅や注文住宅を検討している方も、適切な住宅ローンを選び、理想のマイホームを手に入れましょう!
-
【住まいの資金】住宅ローンをネット銀行で行うメリット・デメリットは?
ネット銀行を利用して住まいの資金を準備される方が増えています「家を買いたい!」と思ったとき、多くの人が住宅ローンを利用します。しかし、どの金融機関で借りるかを決めるのは難しい選択です。その中でネット銀行の住宅ローンが注目されており、お客様が利用されるケースが増えています。ネット銀行の住宅ローンには、金利の低さや手続きの手軽さなどの魅力がありますが、一方でデメリットも存在します。そこで今回は、ネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリットについて詳しく解説し、あなたに合ったローン選びの参考になる情報をお届けします。ネット銀行の住宅ローンのメリット1. 金利が低いネット銀行の住宅ローンは、一般的に金利が低めに設定されています。これは、店舗を持たないため運営コストが抑えられることが理由です。変動金利タイプでは、0.3%台の低金利商品もある固定金利タイプでも、一般の銀行よりも低めの水準金利が低いほど、総返済額を抑えられるため、住宅ローンを少しでもお得に利用したい方には大きなメリットになります。※金利は2025年2月現在の情報です。最新の情報は各金融機関にご確認ください。 2. 手続きがオンラインで完結するネット銀行の住宅ローンは、基本的にオンラインで申し込み・審査・契約が可能です。銀行に行く時間がない方や、仕事が忙しい方にとって大きなメリットとなります。申し込みは24時間可能来店不要で契約が完了スマホやパソコンで必要書類を提出できる特に、共働き世帯や子育て世帯にとっては、銀行の窓口に行かずに手続きできるのは便利ですね。 3. 繰り上げ返済の手数料が無料の金融機関があるネット銀行の中には、繰り上げ返済の手数料を無料としているところもあります。一部繰り上げ返済がいつでも可能手数料無料で余裕があるときに返済できるこれにより、計画的にローンを減らし、総返済額をさらに抑えることができます。 4. 団体信用生命保険(団信)の充実ネット銀行では、団体信用生命保険(団信)が無料で付帯している場合が多く、一般の銀行よりも補償内容が手厚いことがあります。例えば、がん診断で住宅ローン残高がゼロになるプラン全疾病保障付きプランなど、より安心できる保障が受けられるのもメリットです。ネット銀行の住宅ローンのデメリット1. 対面相談ができないネット銀行には店舗がないため、直接相談できる窓口がないことがデメリットになります。複雑なローン相談がしにくい契約時の細かい質問がしづらいすべてオンラインのため、操作に不慣れな方には不安がある住宅ローンの契約は人生で大きな決断のひとつ。対面でしっかり相談したい方には向いていないかもしれません。2. 審査が厳しい場合があるネット銀行は、一般の銀行に比べて審査基準が厳しい傾向があります。勤続年数が短い人は不利になる可能性自営業やフリーランスの人は審査が通りにくい場合がある収入証明などの書類をしっかり準備する必要があるネット銀行の審査はAIやシステムで自動化されているため、柔軟な対応が難しいことがあります。3. 住宅ローン控除の適用に時間がかかることも住宅ローン控除を受けるためには、金融機関からの残高証明書が必要ですが、ネット銀行の場合、書類発行に時間がかかる必要書類の準備が面倒など、手続きが煩雑になるケースがあります。どんな人にネット銀行の住宅ローンがおすすめ?ネット銀行の住宅ローンは、✅ 低金利で借りたい人 ✅ オンラインで手続きを完結させたい人 ✅ 繰り上げ返済を自由にしたい人 ✅ 団信を充実させたい人におすすめです。逆に、❌ 対面で相談しながらローンを決めたい人 ❌ 審査が厳しいと不安な人(自営業・フリーランスなど) ❌ 住宅ローン控除の手続きをスムーズに行いたい人には、一般の銀行の住宅ローンの方が向いているかもしれません。まとめ:ネット銀行の住宅ローンは賢く選ぼう!ネット銀行の住宅ローンは、低金利・オンライン手続き・充実した団信などのメリットがある一方で、対面相談ができない・審査が厳しいといったデメリットもあります。住宅ローン選びでは、金利の低さ自分のライフスタイルに合った手続き方法団信の充実度などを考慮して、自分に合った銀行を選ぶことが大切です。静岡市で住まいの建築を検討している方も、ネット銀行の住宅ローンを活用すれば、理想のマイホームをお得に手に入れられるかもしれません。自分にぴったりの住宅ローンを見つけて、後悔のないマイホーム購入を実現しましょう! 木造注文住宅のダイバホームでは、住まいの資金に関する無料相談会を随時受付しております。家創りイベントも開催中ですので、お気軽にご来場ください! 今開催中の家創りイベントはこちらから!
-
【住まいの資金】住宅資金の贈与の特例とは?
こんにちは、ダイバホームです。今回は、「住宅資金の贈与の特例」について分かりやすくお伝えします。住宅購入にまつわるお金の話は複雑ですが、ちょっとした知識が大きな助けになることも。これから家を建てる人、特に木造住宅や注文住宅を検討中の方、必見です!贈与税って何?まずは基本から。贈与税は、他人からお金や資産をもらい受けたときに課せられる税金です。例えば、親や祖父母から「家を買う資金に」とお金をもらった場合、それも贈与に該当します。しかし、贈与税は高額になりますので、「もらったけどこんなに税金を納めるの?」なんてことにもなりますよね。そこで住宅建築を促進したい国の方針で、住宅購入資金の贈与には一定のルールに合致することで贈与税が免除になる特例があるんです。住宅資金の贈与の特例とは?この特例は、親や祖父母などの直系尊属から住宅を購入するための資金をもらった場合、一定金額まで非課税になるという制度です。贈与税がかからない限度額が設定されており、これを活用することで大きな節税が可能です。特例のポイント非課税限度額令和5年現在、最大で1,000万円(※省エネ住宅等一定の性能を満たす場合。それ以外の住宅は500万円)まで非課税で受け取ることができます。対象者資金を受け取る人が18歳以上で、合計所得金額が2,000万円以下であること。この特例のメリットって?節税効果最大1,000万円が非課税になるのは大きなメリット!贈与税が軽減される分、予算を家具や設備に回せます。家族のサポートを受けやすい親や祖父母からの資金援助を受けやすくなります。安心な家づくりができる高性能な木造住宅や注文住宅を手に入れるための後押しになります。静岡市での家づくりはお任せ!静岡市で住宅を建てるなら、私たちにぜひご相談ください!ダイバホームでは、耐震工法や制振工法を活かした安心の木造住宅や、夢を形にする注文住宅を手掛けています。特例を活用して、理想の住まいをお得に手に入れるお手伝いをします。気になる方はお気軽にお問い合わせください。一緒に理想の住まいを実現しましょう!まとめ「住宅資金の贈与の特例」は、家づくりの資金面で強力な味方になります。特例をうまく活用して、賢く理想の家を手に入れましょう!木造住宅や注文住宅、耐震工法・制振工法に興味がある方は、ぜひ私たちにご相談くださいね。静岡市での家づくりなら、地元密着の私たちが全力でサポートします!住宅購入は一生に一度の大きな決断。少しでもお役に立てれば幸いです。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
-
【住まいの資金】購入予算の立て方と収支バランスの重要性
こんにちは、ダイバホームです。今回は、住宅購入を検討されている皆さま向けに、「購入予算の立て方」と「収支バランスの重要性」について詳しくご説明いたします。夢のマイホームを手にする前に考えるべきこと住宅購入は、多くの方にとって人生最大の投資です。特に若い世代の方々におかれましては、夢や希望が膨らむ一方で、「予算」や「収支のやりくり」に対する不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。そのような際に重要となるのが、最初にしっかりとした購入予算を設定することです。これにより、将来的な生活の安定にもつながります。購入予算の立て方年収を基準に計画を立てる一般的には、年間の住宅ローン返済額を年収の25%以内に抑えることが理想とされています。無理のないローン設定により、日々の生活にも余裕を持つことが可能です。初期費用を考慮する住宅購入には、頭金以外にも登記費用や引っ越し費用、家具や家電の購入費用がかかります。これら初期費用は予想以上に高額となることが多いため、事前に把握しておくことが重要です。ライフプランを見据える「将来的に家族が増える」「老後に備えた資金を残しておきたい」など、ライフイベントを考慮して予算を設定することが大切です。収支バランスの重要性予算を立てた後は、収支バランスをしっかりと見直す必要があります。マイホームにかける費用は重要ですが、日常生活費や将来のための貯蓄も同様に大切です。住宅ローン以外の費用も計算に入れる固定資産税:年間で支払う税金ですが、金額が高額になる場合もあります。光熱費や維持費:木造住宅の断熱性能や設備選びによって光熱費が大きく変動します。注文住宅では、省エネ設計を取り入れることをお勧めします。太陽光発電の活用:太陽光発電を導入することで、毎月の光熱費を大幅に節約することが可能です。また、余剰電力を売電することで家計の助けにもなります。保険料:耐震工法や制振工法を採用した住宅であれば、地震保険料が割安になることがあります。家計簿で収支を「見える化」家計簿アプリなどを活用し、毎月の収支を可視化することをお勧めします。これにより、住宅ローン返済以外の支出も把握しやすくなります。静岡市での住宅購入の魅力静岡市は気候が穏やかで、居住環境として非常に優れています。木造住宅や注文住宅を選ぶ際には、耐震工法や制振工法を取り入れた安全性の高い設計が特に人気です。当社では、静岡市の地域特性に合わせたさまざまなプランをご用意しております。例えば、静岡市特有の地震リスクに対応するため、制振工法を採用した住宅設計を行っております。さらに、太陽光発電システムを組み合わせたエコ住宅も多数ご提案可能です。これにより、安心して暮らせる住まいを提供いたします。当社が提供するサポート「住宅購入は難しそう…」そう感じられる方でも安心して進められるよう、当社では以下のサポートを提供しております。資金計画の無料相談専門スタッフが、お客様に最適な購入予算の立て方を一緒に考えます。注文住宅の自由設計家族構成やライフスタイルに合わせ、柔軟にプランを設計いたします。静岡市ならではの地域密着サポート地域特性に精通したスタッフが、購入後も安心できるサポート体制を整えています。まとめ住宅購入は一生に一度の大きな決断です。そのため、購入予算や収支バランスをしっかりと考え、後悔のない選択をすることが重要です。静岡市で木造住宅や注文住宅をお考えの際は、ぜひ当社にご相談ください。耐震工法や制振工法を取り入れた、安全で快適な住まいづくりをお手伝いいたします。また、太陽光発電を取り入れたエコ住宅の提案も得意としております。皆さまの夢を実現するために、全力でサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。ご質問やご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
-
【住まいの資金】住宅取得にかかる税金の解説!夢のマイホームを手に入れるための重要ポイント
マイホームを手に入れる際には、建築費用以外にもさまざまなコストがかかります。そのひとつが「住宅の取得にかかる税金」です。ここでは、住宅を購入する際に発生する主な税金の種類、計算方法、そして節税対策についてわかりやすく解説します。 1. 住宅取得時にかかる主な税金住宅購入時にかかる代表的な税金には以下のようなものがあります。 1-1. 不動産取得税土地や建物を取得した際に一度だけ支払う税金です。一般的には、物件取得から数ヶ月後に自治体から納付通知が届きます。税額の計算方法不動産取得税の税額は「固定資産評価額 × 税率(4%)」で算出されます。特例の対象となる住宅(床面積50㎡以上240㎡以下)の場合、建物や土地に税額控除が適用されます。 1-2. 登録免許税住宅購入後に所有権を登記する際にかかる税金です。新築や中古の別や、住宅ローンの利用の有無などによって税率が異なります。税額の計算方法一般的には「固定資産評価額 × 税率」で算出されます。新築住宅の所有権保存登記の際、通常の税率は0.4%ですが、認定長期優良住宅の場合は0.1%に軽減される場合もあります。また、住宅ローンを借り入れる際の抵当権設定登記には0.4%(軽減措置適用で0.15%)の登録免許税が課されます。 1-3. 固定資産税・都市計画税住宅購入後、毎年支払う必要があるのが「固定資産税」と「都市計画税」です。これらは土地や建物に課され、毎年4月ごろに自治体から納税通知書が届きます。固定資産税の計算方法「固定資産評価額 × 1.4%」で算出され、新築から3年間(認定長期優良住宅は5年間)軽減措置があります。都市計画税の計算方法都市計画区域内の物件には「固定資産評価額 × 0.3%」が課されます。 2. 税金軽減のための主な制度・特例住宅取得にかかる税金には、さまざまな負担軽減措置があります。以下の制度を活用して、税金の負担を抑えましょう。 2-1. 住宅ローン控除住宅ローン控除は、所得税が控除される制度です。一定期間、毎年の住宅ローン残高に応じて税額が控除されます。主な条件として、自己の住居であること、床面積が50㎡以上であることなどが求められます。 2-2. 不動産取得税の軽減措置不動産取得税には住宅用の軽減措置があり、一定条件を満たす新築住宅には一定の評価額まで非課税になる場合があります。2-3. 登録免許税の軽減措置住宅購入時の登記手続きにかかる登録免許税には軽減措置があります。これは、住宅ローンを利用して新築住宅を購入する場合や一定の条件を満たす中古住宅が対象です。 3. 税金の支払いタイミングと納付方法不動産取得税:物件取得後、自治体から納付書が届きます。登録免許税:登記手続き時に司法書士が代行して納税するケースが多いです。固定資産税・都市計画税:毎年4月頃、納税通知書が市区町村から届き、年4回の分割払いまたは一括払いが可能です。 4. まとめ:賢く節税して家づくりの夢を実現しよう!住宅取得にはさまざまな税金がかかりますが、軽減措置を活用することで負担を減らすことができます。自分が利用できる制度をしっかり確認し、計画的に節税対策を行うことが重要です。税金に関する知識を持つことで、住宅取得のプロセスもスムーズに進められます。賢く節税し、理想のマイホームを実現させましょう!※税制改正により内容が最新の制度と異なる場合があります。最新の情報は国税庁のホームページなどでご確認ください。
-
【住まいの資金】ライフサイクルコストを見直して、賢く住宅資金計画を立てる
家づくりは一生の中でも特に大きな決断の一つです。マイホームを手に入れることは夢であり、人生の目標でもありますが、こんにちは、ダイバホームです!今回のテーマは住まいの資金計画について。将来的な経済的なバランスを考えた家創りを進めるために重要なのが「ライフサイクルコスト」を考慮した住宅資金計画です。ライフサイクルコストとは、家を建てた後も含めた長期間にわたる費用を見積もったものです。このライフサイクルコストをしっかり見直して、家づくりを計画する際のポイントを紹介します。 1. ライフサイクルコストとは? ライフサイクルコストとは、住宅を取得してから廃棄や売却するまでのすべての費用の総額のことです。具体的には、次のような項目が含まれます。建築費:家を建てる際の費用(材料費、人件費、設計費など)。メンテナンス費:定期的な修繕やリフォームにかかる費用。光熱費:エネルギー効率に左右される電気代やガス代、水道代。税金や保険料:固定資産税や火災保険、地震保険など。更新費:設備や内装の老朽化による交換や更新の費用。廃棄・売却コスト:将来的に家を手放す際に発生する費用。これらの費用は、家の設計や使用する素材、エネルギー効率、メンテナンスの頻度によって大きく変わるため、最初の建築費だけでなく、長期的な視点でコストを考えることが重要です。 2. 住宅資金計画を立てる前に考えるべきポイント 資金計画を立てる際に、最初に考えるべきなのは「どのような家を作りたいか」という明確なビジョンを持つことです。しかし、そのビジョンに加えて、以下のポイントも忘れずに検討することが重要です。エネルギー効率の高い家づくり最初にかかる費用は高くなるかもしれませんが、断熱性や太陽光発電システムを取り入れることで、長期的な光熱費を削減できます。エネルギー効率が高い家は、将来的なランニングコストを抑える効果があります。 メンテナンスが少ない素材を選ぶ外壁や屋根、内装に使用する素材の選び方によって、メンテナンスの頻度が大きく変わります。例えば、耐久性の高い素材を選ぶことで、定期的な補修やリフォームの費用を抑えることができます。安価な素材を選ぶと初期費用は安くなりますが、長期的なメンテナンスコストがかさむ場合もあるので、慎重に選びましょう。 ライフスタイルの変化に備えた設計家族構成やライフスタイルは、時間とともに変化します。そのため、将来的に部屋を増設したり、用途を変更できるような柔軟な設計を心がけることもライフサイクルコストを抑えるための一つの方法です。 3. 住宅ローンとライフサイクルコストのバランス 住宅ローンの返済額は、家を建てた後の毎月の負担になりますが、ローンだけでなく、その他のランニングコストも計算に入れる必要があります。たとえば、ローンの返済が終わっても、固定資産税やメンテナンス費用、光熱費は続きます。これらの支出を見越した上で、月々の返済額を設定しましょう。また、金利が低い今、少しでも早くローンを返済したいと考える人も多いですが、手元資金が少なくなることで、予期せぬ修繕費などに対応できなくなるリスクもあります。貯蓄と返済のバランスを考えた資金計画が大切です。 4. 長期的な資産価値を考えた家づくり 住宅は一生の資産ですが、老朽化や周辺環境の変化によって価値が下がることもあります。将来的に売却や賃貸に出す可能性がある場合は、建物だけでなく、土地の価値や周辺の利便性も考慮に入れることが重要です。また、建物の品質や設計がしっかりしていれば、時間が経っても価値が維持されやすくなります。 5. 専門家のアドバイスを受ける ライフサイクルコストを計算する際、すべてを自分で考えるのは大変です。建築士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、資金計画や設計のアドバイスを受けることで、無駄なコストを削減でき、長期的に快適な生活を送るための家づくりが可能になります。 まとめ 住宅のライフサイクルコストをしっかりと見直すことで、初期費用に惑わされず、長期的に見て賢い資金計画を立てることができます。家を建てるときは、建築費だけでなく、その後のメンテナンスやランニングコストを含めて計画することが大切です。これから家づくりを考えている方は、ぜひライフサイクルコストを意識した計画を立て、末永く安心して暮らせる家を実現しましょう。 【information】住まいの資金に関するご相談ができる「お家の窓口相談会」を開催中です。ご相談をご希望の方は、こちらのイベントページからお申込みください。
-
【住まいの資金】住宅ローンの種類(固定金利 vs 変動金利)
こんにちは!ダイバホームです。今回は住宅ローンの種類のお話です。夢のマイホームを手に入れるためには、多くの人が住宅ローンを利用します。しかし、ローンの選択肢にはさまざまな種類があり、その中でも特に重要なのが「固定金利」と「変動金利」です。本記事では、これら2つの金利タイプの特徴とメリット・デメリットを比較し、あなたにとって最適な選択をするためのポイントを解説します。 1. 固定金利とは 固定金利型の住宅ローンは、契約時に設定した金利が返済期間中ずっと変わらないタイプのローンです。ここでは、その特徴と利点、注意点を詳しく見ていきます。特徴金利が固定:借入時の金利が返済期間中ずっと変わらないため、返済計画が立てやすいです。例えば、30年の固定金利を選んだ場合、借入時の金利が1.5%であれば、30年間その金利で返済が続きます。安定した返済額:毎月の返済額が一定で、将来の金利上昇リスクを回避できます。家計の中でローンの返済額を明確に把握できるため、他の支出とのバランスを取りやすくなります。メリット安心感:金利の変動に影響されないため、長期的な安心感があります。特に、金利が不安定な経済状況では、この安心感が大きなメリットとなります。予算管理が容易:毎月の返済額が固定されているため、ライフプランに基づいた資金管理がしやすいです。家族構成が変わったり、子供が成長したりしても、予想外の出費に対処しやすくなります。デメリット金利が高め:一般的に、変動金利よりも金利が高く設定されることが多いです。長期間にわたって安定した返済を求めるため、初期の負担が大きくなります。借り換えが必要な場合:将来的に金利が下がった場合、固定金利のままだと損失になる可能性があります。つまり、金利が低い時期に借り換えることで、よりお得な条件で返済を続けることが可能です。 2. 変動金利とは 変動金利型の住宅ローンは、金利が市場の金利に連動して変動するタイプのローンです。このセクションでは、その特徴と利点、注意点を詳しく解説します。特徴金利が変動:契約時に設定された金利が、一定の期間ごとに見直されます。通常は半年ごとに見直されることが多いです。市場金利が上がれば、返済額も増加しますが、逆に金利が下がれば返済額も減少します。市場金利の影響を受ける:例えば、契約時に設定された金利が1.0%であった場合、6ヶ月後に市場金利が上昇すれば、その金利も見直され、次回の返済からは1.2%になるといった具合です。メリット低金利でスタート:一般的に固定金利よりも初期金利が低く設定されるため、最初の返済額が少なくて済みます。このため、マイホーム購入時の負担が軽減され、他の必要な支出に充てることができます。金利の低下に伴うメリット:市場金利が下がれば、返済額も減少するため、よりお得に返済できる可能性があります。たとえば、契約時に1.0%の金利が、翌年に0.8%に下がれば、返済額も自然と減ります。デメリット返済額の変動:金利が上昇すると返済額も増えるため、将来的な資金計画が立てにくくなる可能性があります。例えば、初期の返済額が3万円であった場合、金利上昇によって5万円になることも考えられます。予測不可能なリスク:金利の変動によって、長期的にどの程度の返済負担になるのか予測が難しいです。将来の生活設計を考える上で、不安要素となります。 3. どちらを選ぶべきか? 固定金利と変動金利のそれぞれの特徴を理解した上で、どちらを選ぶべきかを考えてみましょう。以下のポイントを参考に、自分に合った選択を見つけてください。自分のライフスタイルを考慮する長期的に安定した収入がある:固定金利を選ぶことで、安心して返済計画を立てられます。たとえば、安定した職業に就いている場合や、将来の収入見通しが明確な場合は、固定金利が向いています。金利の変動に柔軟に対応できる:変動金利を選ぶことで、初期の返済負担を軽減しやすくなります。リスクを取れる状況にある方には、メリットが大きいです。市場の金利動向をチェック将来的に金利が上がると予想される:固定金利を選んでリスクを回避することが得策です。経済の動向を把握し、予測を立てることが重要です。金利が低水準で安定している:変動金利を選ぶことで、低金利を享受できるチャンスがあります。過去数年の金利動向を分析し、適切なタイミングでの選択が求められます。 4. 具体的なシミュレーション ここで、実際の金利を元にシミュレーションを行い、固定金利と変動金利の比較を行ってみましょう。例1:固定金利の場合借入額:3,000万円固定金利:1.5%(30年返済)毎月の返済額:約98,000円総返済額:約3,528万円例2:変動金利の場合借入額:3,000万円初期金利:0.8%(最初の5年間)その後、金利が上昇し、最終的に1.5%になると仮定毎月の返済額:約84,000円(最初の5年間)総返済額:約3,500万円(計算は概算) このシミュレーションからもわかるように、初期の負担は変動金利の方が軽いですが、長期的には固定金利の方が安定した返済が可能です。お客様のライフプランに合わせて選択してください。 まとめ 住宅ローンの選択は、家づくりにおいて非常に重要な要素です。固定金利と変動金利の特徴を理解し、自分のライフスタイルや将来の計画に基づいた選択をすることで、理想のマイホームを実現するための道筋を立てることができます。どちらの金利タイプを選ぶにせよ、十分な情報収集と慎重な判断を行い、納得のいく家づくりを進めていきましょう。また、専門家への相談や複数の金融機関での条件比較を行うことで、最適な住宅ローンを選ぶ手助けとなります。最終的に、住宅ローンは大きな投資であり、その選択が今後の生活に大きな影響を与えます。しっかりと考え、自分に合った最適な選択を行いましょう。